ザ・構成講座その２：【チア】編

はい、改めましてこんにちは！
芝浦エンジェルスの日笠です。
そうですね、どこから話そうかな。まず私は桜美林大学出身です。
現在はエンジェルスをやりながら母校の監督や他の大学やクラブチームも年に数回携わっています。

うちは子どもが大きくなって、すでにみんな家にいないので、まずは家事をやって、練習準備は午前中にします。
１５時以降は練習なので、ほぼ毎日出かけている状態です。

あまり休んでないです！
日曜日で練習がない日ですかね。チアリーダーは皆さん本当によく働きますよね！

そうですね、チアを始めたのは高校生の時に甲子園に向けた応援チームを創ろうとなったのがきっかけです。
それまではバレーボールをやっていました！

本格的に始めたのは大学です。
アメリカに留学にいって、その時は見る側だったのですが、帰ってきてから大学にチアリーダー部があったので入部を決めました。

いえいえ、チアリーダーといってもアメフト部の専属で当時は応援のみのサークルでした。
大学にOACUという体育会のようなものがあり、私達の代でサークルを部活に、そして体育会に加盟して、と順調に伸びてきたのが３年生の時でした。

大学卒業してすぐは協会に就職しました。　数年でやめてはしまいましたがとてもいい勉強になりました。
その後企業に派遣社員として勤め、結婚や出産などでチアからは数年離れていた時期がありました。

これもそういう人多いんじゃないかな、と思いますが（笑）、かの有名なゴリエ杯がきっかけで
近所の幼稚園、小学校の子ども達11人が集まって、2005年に創立しました。
あまりチームもなかったことから口コミであっという間に50人くらいに膨れ上がったのです。

そうなんです、本当にあっという間がもっとも適切な表現ですね。
最近ではそれでも園児の数は減ってはいますが、その分小学生の需要が非常に高いです。

特にあまりポイントはないのですが、、、、どんなにベテラン選手になっても、基礎をしっかりやります。
これがポイントといえばポイントです。
とにかく細かいところを何回も何回もやるのです。
私は、本当に基礎をとてもとても大切にしているので、大人でもしっかり行います。
バレエなどに似ているかもしれません。
ばねをつくる、軸を作る、技についてはどうしてこうなるのか、の理論をきちんと説明して指導しています。

私は構成をつくるときにはジャンルを問わず色々インスピレーションになるものをインプットします。
もちろんビデオや、海外の講師から学ぶこともありますし、ダンスも見ます。
マスゲームなんかも面白いですよね。
なるべくいろんなものをみて、色んな方面から吸収してます。
その他、ラグビーもみるし、バレーボールも見ます！
以前は曲が比較的自由に選べたので、そこからイメージを作ることが多かったのですが、
昨今は曲の制約があるので、難しいですね。
なので最近はあまりテーマはきめずに、こんなことやってみたい、というものを練習して、それを当て込んでいく感じです。

そうなんです。
基礎を大事にしているため、極力構成ではできることをやるのですが、でもそれだけだとちっとも面白くないのでわざと挑戦技を入れて練習します。
それが意外とすんなりできるとエントリーする際のレベルを上げようかなって思うことも大いにあります。

そうなんです！よくぞ言っていただきました。
とにかく練習場所の確保のことは常に考えています。。。
今は大会チームだけでなく、一般クラスという大会よりはイベントやチーム内の発表をメインとして活動しているチームもあります。

そうなんです。元々は大会チームが主流だったのですが週1回でもいいから長く続けたい人という人が出てきて、
参加する側の考え方やライフスタイルによって選択できるようになっています。
なのでマーケティング的ににはニーズに合ったプログラムをご用意しています、といったところでしょうか。

大会では、夏チアや春チア。その他、今は出るイベントがたくさんあるので楽しみながら活動しています。
大会への出場は何よりのPRでもあるのですが、
エンジェルスは積極的に地域のイベントに参加しています。
コロナも終わって、各イベントが今年から戻ってきたので、夏は、運河祭り、港区民祭り、スポーツ祭り、盆踊り、など
基本全く断りません笑

仕事のやりがいですよね、、、うーん、、、
やりがい、というか、いやだな、って思うことは何一つありません！
チア大好きなので！
もちろん演技を作っていく上でなかなか完成せずにつらかったり、また焦る年もあります。
演技が固まらない、もそうですし、なかなか完成度が上がらない、ノーミスがでない、とか。
でもありきたりですが、そんな中でも舞台できらきらしてるのをみたり、成長を感じたりすると、つらかったことは全部忘れることができるんですよね。

ありますあります！
多分みんなと同じじゃないかなと思いますが、子どもを育てながらの両立は本当に大変でした。
私には娘が3人いるのですが、そのうちの一人がまだ小さいころ、おかあさんを人に取られちゃうっていう気持ちになっちゃったのか
急にやめることになりました。
でもそれも彼女の選択と尊重はしていたのですが、これがまた大変で！
２年くらいですかね、チア、家庭、もう一つの生活、とぐるぐる回ってました。
そんな娘も数年たったのち、イベントを見に来て、やっぱりやりたいとなり、戻ってきたのですが、
それがきっかけでかなり楽になったので、やっぱり振り返ると大変だったんだなと思います。

指導中、怒らないですね、と時々言われるのですが、基本的にそんなに怒鳴ったりはしません。
でも人としてどうなのか、と思うことを注意することは多いです。
ものを大切にしないとか、技術のみならず挨拶、ごみを片付ける、迷惑をかけない、、ずっと伝えていきたいと思っています。

そうですね、モチベーションをキープする方法を導いているのかも？とは思います。
例えば、秘訣かどうかはわかりませんが、こういう風になりたいというモデルチームがチーム内にあるとモチベーションにつながると思います。
〇○ちゃんみたいになりたい、だったり、エンジェルスの場合だとExtremeになりたい、って思う子たちが多い、その目標があることが原動力になっているのかもしれません。
ただすでに到達した人たちがモチベーションを維持するには何がいいのか、、まだ見いだせていません。
チアの活動の中で、ある程度、次なる目標を見出してあげれらたらいいのにな、といつも思います。

うち、ＨＰないんです。
数年前からインスタを始めて、そこで魅力を発信したいと思っています。
勧誘するのではなく、チームの魅力を発信できるといいなと思います。

施設確保は楽にできると良いな、と。
これは皆さん同じですよね。
それとトップチームじゃない子たちが国際親善で行ける大会やキャンプがあってもいいかなと思います。
海外チームと親睦をふかめるだけ、というツアーもあってもいいかもしれません。　
自分が海外大会を見たり、出場したりすることで視野が広がったので、いろんな体験をさせてあげたいな、と感じます。

各国のチアを知りたい、勉強したい、伝えたい！というモチベーションは誰よりも高いつもりです！

それは。。。。。ポジティブな人！　会ってて楽しい人です！
とにかく私はコネクションというか、つながりを大切にしたいと思っています。
先日、30年前に一緒に活動していた方と再会しました。久しぶりの偶然の再会で、新しい何かが始まるかもと、勝手にドキドキわくわくしてしまいます。
これからチアの活動を通して、もちろん様々なリレーションを大切にしていきたいとおもっています。