必見!イベント協賛企画書の作り方

24.07.01
チアキャリア&経営


秋のイベントシーズンに向けてイベント協賛企画書について作り方を伝授します★
ぜひご活用くださいね!
ちなみになぜ今かというと。 3か月くらい前だと会社内で稟議を通す時間に余裕があるということ、また翌年にぜひ、の場合は翌年の企業の販促予算は秋から冬にかけて決まるからです。
なお、以前『スポンサーの思い』という記事を掲載していますのでそちらもよかったら復習してみてくださいね!


それはさておき、項目は主に10項目。
なのでできたらプレゼンは10枚が望ましいです(もしくはそれ以下)
★はとっても大事な項目です!

① イベントの概要、目的★
② ターゲットオーディエンス★
③ 協賛のメリット
④ 協賛プランと特典
⑤ マーケティング・プロモーション活動
⑥ 今までの実績と信頼性★
⑦ 協賛の手続き
⑧ 付加価値の提供
⑨ ビジュアル要素★
⑩ 感謝の意

さてそれでは、以下各項目について詳しく見てみましょう。

①イベントの概要: 
イベントの名称、日時、場所、目的を明確に記載します。
イベントの背景や歴史、過去の実績についても触れてください。
最も大事なのはなぜこのイベントをやらなければいけないのか、だれが困っていてどんなニーズがあるのか、といったそもそもの実施目的です。ここがずれると全く意味のない企画書になってしまいます。
目指すゴールは何なのか、どういう形になるのが成功なのか、しっかりとイメージしてまとめましょう。 自分達が抱える顧客が先方の顧客ニーズと合致しているのか、ニーズはあるのか、など。
例えば子どものダンスイベントに鉄鋼の会社、なかなか『?』ですよね。


② ターゲットオーディエンス:
イベントの参加者のプロフィール(年齢層、性別、地域、興味など)を具体的に説明します。
予想される参加人数や視聴者数も記載します。
ターゲットが違うとお金出す側としては?となりますよね。ここは結構大切です!


③協賛のメリット:
協賛者が得られる具体的なメリットを強調します(例えば、ブランド露出、広告機会、PR活動、リード獲得など)。イベント中およびイベント後のメディア露出の可能性についても述べます。
とはいえ、素人がそこまでのメディア露出ができるとも思えないので、インスタのフォロワー数、または実際の大会やイベントの参加人数、観客数が測りやすい露出と考えられます。自分がお金払ってイベント協賛するときに、代わりに何してくれるのかな、と思って考えるとするすると答えは出てきます!


④ 協賛プランと特典:
協賛プランを複数用意し、それぞれの特典と費用を明記します。
例として、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズのようなランク付けを行い、各ランクに応じた特典をリストアップします。 あまり欲張らない金額が大事です。 参加人数が1000人前後規模のイベントに数百万円はよっぽどのPR能力がない限りなかなか厳しいかと思います。 冠や大型スポンサーは即効性を求めます。 これだけ払ったらどんな効果があるかな、といつも考えているはずなのでその部分をくすぐる内容にしましょう。


⑤マーケティング・プロモーション活動:
イベントのプロモーション計画(SNSキャンペーン、メディアパートナーシップ、広告など)を詳しく説明します。協賛者がどのように露出されるかを具体的に示します。


⑥実績と信頼性:
過去のイベントの成功事例や参加者のフィードバック、メディアの報道例などを紹介します。
なお、今までやったことないデビューイベントの場合は当然実績がないため、主催者の実績や経験についても触れ、信頼性を高めます。


⑦協賛の手続き:
協賛を希望する企業がどのように申し込んだらよいのか、その手続きと締め切りについて明記します。
企業の方々はとても忙しく、今日承認取って明日入金、とはいきません。 スケジュールをクリアにして、連絡先情報や担当者の名前を記載し、質問がある場合の問い合わせ先を提供します。


⑧付加価値の提供:
追加の提案や特別な取り組み(例えば、協賛者向けの特別イベントやネットワーキング機会など)を記載します。特にイベントや大会の場合。継続性、地域性。また今後の展開はとても重要です。


⑨視覚的要素:
百聞は一見に如かず!可能なかぎり、イベントの写真やビデオ、協賛者のロゴの配置例など、視覚的な要素を含めます。過去の動画や写真でも会場とお客様の雰囲気がわかるものをできるだけたくさん提出します。PR動画としてまとめておいてもいいかもしれません。 


⑩ 感謝の意:
こちらのページは便宜的に最後に書きましたが、ひょっとしたら一番最初でもよいかもしれません! お会いいただける、資料をお渡しすることができるのは多少の興味があるはず。 まずはそのお時間に感謝、また協賛を検討してくれる企業に対する感謝の意を表し、彼らのサポートがいかに重要であるかを伝えます。

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これらの項目を含む協賛依頼書を作成することで、協賛企業に対して明確かつ魅力的な提案を行うことができます。 主催者の思いに走りがちですが、具体的な数字やデータを盛り込むことで、協賛の価値をより明確に示すことが重要です。 がんばってくださいね!

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