チラシが反応しない理由は“デザイン”ではない

26.05.21
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「もっとオシャレなチラシにしたほうがいいですか?」
これはチアチームのコーチから本当によく聞かれる相談です。

もちろん、見た目は大切です。
ですが、実際に体験申込が入るかどうかを決めているのは、デザイン以前の部分です。

それは、「誰に、何を伝えているか」。

ここが曖昧なままでは、どれだけ綺麗なチラシを作っても反応は出ません。

逆に言えば、デザインがシンプルでも“言葉”が刺されば、人は動きます。どんな人が欲しいですか?
結果をすぐに残してくれる経験者? チームのファンになってくれる未来の選手?
ここを必ずクリアにしておきましょう。なぜなら発信するメッセージはガラッと変わってくるからです。

多くのチームがやってしまう失敗

ここでは後者、未来の選手を多く募集したいな、というケースでお話しします。
皆さんは例えば、こんな言葉をチラシに載せていませんか?

  • 初心者歓迎
  • 楽しく踊ろう
  • 小学生対象
  • 全国大会出場チーム

もちろん間違いではありません。
でも、これでは保護者にとっても子どもにとっても「自分ごと」になりにくいのです。

なぜなら、対象が広すぎるから。

今の時代、保護者も子どもも毎日大量の情報を見ています。
その中で目を止めてもらうには、「これはうちの子のことだ」と感じてもらう必要があります。

例えば、

「内気で自信をつけたい女の子へ」
「学校では目立たないけど、本当は輝きたい子へ」
「運動が苦手でも“できた”を増やしたい子へ」

ここまで具体的になると、一気に刺さる人が出てきます。

全員に好かれようとすると、誰にも刺さらない。
これはマーケティングの鉄則です。

“競技”ではなく“変化”を伝える

特にチア業界は、「技術」ばかりを伝えてしまうチームが多いです。

  • バク転指導
  • 大会実績
  • スキルアップ

もちろん重要です。特に選手が多い競技チームは必須情報です。
ですが、保護者が本当に知りたいのは、その先です。

「この習い事で、うちの子はどう変わるのか?」

ここを伝えられるチームは強いです。

例えば、

  • 人前で発表できるようになった
  • あいさつができるようになった
  • 自信がついた
  • 仲間を思いやれるようになった

こういった“成長”は、技術以上に価値があります。

実際、長く続くチームほど「教育価値」を言語化しています。

行動導線が弱いチームは多い

もう一つ大事なのが、「次に何をすればいいか」が分かること。

意外と多いのが、

  • Instagramを見てください
  • 興味があれば連絡ください

だけで終わっているケース。

これだと、人は動きません。

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など、行動を具体化すること。

そしてQRコードは必須です。

人は“面倒”があるとすぐ離脱します。
だからこそ、導線設計はとても重要です。

デザインは最後でいい

誤解しないでほしいのは、「デザインは不要」という話ではありません。

ただ、順番が違うのです。

多くの人は、

  1. デザインを考える
  2. 写真を選ぶ
  3. 最後に文章を書く

ですが、本来は逆です。

  1. 誰に届けたいか
  2. どんな未来を伝えるか
  3. どう行動してほしいか
  4. 最後にデザイン

この順番。

つまり、チラシで一番大事なのは“言葉”。

言葉が変わると、反応は本当に変わります。

もし最近、チラシの反応が悪いと感じているなら、まず見直すべきはデザインではありません。

「誰に向けたメッセージなのか」。

ぜひそこから見直してみてください。

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