スポーツ大国アメリカでは、大学やプロのスポーツチームにほぼ必ずと言っていいほどマスコットが存在します。特にMLB,NFLではキャラクター趣向の強いネーミングが多く見受けられます。
■動物系: ブルージェイズ、ブルズ、タイガース、ドルフィンズ、ティンバーウルフス、ワイルドキャッツ
■キャラクター系: アスレティックス、エンジェルス、セルティックス
■象徴系: ヤンキーズ、レッドソックス、レイカーズ、レイズ、サンズ
そもそもマスコットを活用する理由として①マスコットの存在がチームに幸運をもたらす象徴系 ②エリアそのものの特徴を表す(日本でいうところのご当地キャラクターでしょうか)③場の雰囲気がてきる、の3通りが考えられます。
①伝統と歴史の継承:
マスコットはしばしばチームの歴史や伝統に結びついています。
一部のマスコットは長い間にわたり変わらずに使われ、古くからのファンと新しいファンの間で共通のシンボルとなります。オーナーが変わっても、移転してもチーム名とマスコットが変わらないことが多いのは古くからのファンを大切にする目的です。
チームとしてアイデンティティを提供することで選手、ファン、チーム運営ににとって必要な帰属意識を生み出すのに役立ちます。
②ブランドアンバサーとして大活躍!
なんといってもそのプロフェッショナルな雰囲気作りに貢献します。
スポーツマスコットは、チームのブランドアンバサダーとしても活躍します。
マスコットはチームにポジティブなイメージを与えることができ、チームとスポンサーの双方にとって有益な存在と言えます。
また試合やイベント中に観客をエンターテインメントする要素として大活躍します。
彼らの個性的な振る舞いやパフォーマンスは、試合の雰囲気を盛り上げ、観客に楽しい瞬間を提供します。そのマスコットが魅力的であればあるほど、自分の価値観を想起し、ファンにとっての親しみやすさをうむことがでできます。
③チームの売り上げに貢献!
マスコットはチームのブランド化に大きく貢献します。
チームのグッズとして大きな収入源になる売上に貢献したり、イベントなどに登場して宣伝し、新しいファンをチームに引きつけることもできます。
マスコットのイメージは商品や広告キャンペーンに使用され、ファン向けの商品やグッズとして販売されることがあります。これにより、チームは収益を上げることができます。
チアリーダーまでを含めて一体感を生み出し、また観客がマスコットを通じて共通のキャラクターを共有することで、
チームへの応援、愛がより一層確固たるものになります。
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スポーツチームはマスコットを活用してファンとの結びつきを深め、チームのブランドを強化し、観客体験を向上させることが期待されます。
日本のチアチームはアマチュアであることも手伝ってか、とてもかわいらしいネーミングが多いことは世界の大会でも有名です。
今後自身のチームをブランド化するにあたって、そのキャラクターやチーム名を選択した理由や意味を(後付けでもいいので)考えていくと、
ご自身にとってもさらに愛着を持てる存在になるかと思います。
チームカラーも同様、今一度考えて意味合いをつなげてみると、きっとブランド化するのに貢献します。
ぜひお試しください。